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印刷設備刷新し一層品質向上
 —キョードーが手掛ける段ボール業界の最近の動向はいかがですか。
 リーマンショックの打撃を受けて2009年に大きく落ち込んだ需要は、その後右肩上がりに回復し、今年はピーク時に近付くのではとみられています。ユーザーは食品業界が半数を占めており、食の安全・安心に対する関心の高まりを受け、国産食品の需要増が見込めるため業界全体としては期待が高まっています。
 —段ボールは再生率の高いエコロジー製品として注目されています。
 製紙業と段ボール製造業は、表裏一体という側面があり、さらに古紙回収を加えた三位一体での取り組みが資源循環システムを支えています。その結果、国内生産分の再生率は、おおむね95%超と高い水準にあるわけです。紙以外でも、段ボールに付帯する印刷用インクや糊(のり)といった材料は処分が比較的容易なため、かなり優秀なエコロジー製品だと言えるでしょう。当社は環境管理の国際規格・ISO14001の認証を取得。岡山県の「エコ事業者」として08年1月に認定されて以降、5年ごとに行われる調査をクリアし続けるため、廃棄物の低減を目指しています。
 —顧客満足への主な取り組みは。
 本年度は印刷設備の刷新を予定しています。これにより、一層の品質向上とコスト削減、スピードアップを狙える体制を整えることができます。加えて、人材確保と教育に注力し、社員の人間力を高めていきます。また、ミスとロスを出さないことが、納期短縮とコスト削減、さらには品質向上にまでつなげることができるという考え方のもと、生産工程管理システムを強化しています。
 —地域振興、活性化のためにも広く活動されています。
 当社は工業地域に立地しているため、地域の方々にご迷惑をおかけすることは少ないとはいえ、騒音の軽減や排水の浄化には特に気を配っています。また、敷地の一部をスポーツグラウンドとして開放し、地域の皆様にご利用いただいています。私自身は、岡山県内の中小企業で構成する県異業種交流プラザ協議会(会員約180人)を通じ、地場企業のネットワークづくりに積極的に関わっています。今後も、地域に根差す企業として、自社だけでなく地域社会全体の活性化に貢献できるように努力を続けていきたいと考えています。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2016年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は取材時のものです。

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