文芸・美術
強く、しなやかに―回想・渡辺和子
kamamoto_s.jpg  1936年2月26日の雪の積もった朝、目の前で父が凶弾に倒れるのを見た9歳の少女がたどった半生のものがたり。後に彼女は修道者となり、岡山の地で女子教育に全霊を注ぎます。9歳の少女とは後の渡辺和子ノートルダム清心学園理事長、その人です。

 「神は決してあなたの力に余る試練は与えない」。どんなに苦しい時でもキリストの言葉を信じて生きてきた渡辺理事長が紡ぐ言葉は、困難に面したとき、悩みで人生の指針を失ったときこそより心に響きます。

 本書は、山陽新聞朝刊で「強く、しなやかに 渡辺和子と戦後70年」と題し、2015年2月26日から同年11月29日まで朝刊に連載した企画の単行本化。本にまとめるにあたり、ノートルダム清心女子大学学報「Bulletin」に渡辺和子理事長が綴った随想20本も併せて収録しました。

【編著者】山陽新聞社、渡辺和子
【発行】2016年3月
【体裁】四六判、本文285ページ+図版10ページ、上製本
【ISBN】978-4-88197-745-3
【定価】本体1,200円+税

備前焼 作家・窯元名鑑(第3版) <日本図書館協会選定図書>
bi-ohara.gif  無釉焼き締めならではの土味と質感が独特の味わいの備前焼。炎が生み出すさまざまな窯変美は、約800年の伝統を受け継ぎ今日も多くの愛陶家を魅了し続けています。

 本書は2011年に発行したものを全面改訂し、備前焼の人間国宝や県重文保持者をはじめ、現在活躍中の主要作家、新鋭の若手作家など、作家300人、窯元18軒をカラーページで紹介。陶歴や陶印、受賞歴、所属団体などを、作品・顔写真とともに収録しています。また巻末には、陶印から作家が分かる陶印索引、備前焼関連施設の情報も収めました。窯めぐりに、陶印の確認に、備前焼愛好家必携のデータブックです。

【編著者】山陽新聞社
【発行】2016年1月
【体裁】B5判、214ページ
【ISBN】978-4-88197-744-6
【定価】本体2,000円+税

備前焼ものがたり
bi-ohara.gif  備前焼は平安時代末期、現在の備前市伊部周辺で誕生しました。うわぐすりを用いず、陶土を焼き締めただけの素朴な味わいが特徴で、今なお多くの愛陶家に親しまれています。

 本書は、これまで山陽新聞に掲載された記事や写真などを基に、新しい資料を加え再編集。古備前と呼ばれる桃山時代の名品紹介から始め、約800年という備前焼の歴史を中心に紹介します。

 また、炎によって生み出されるさまざまな窯変、陶技、制作工程などを解説。人間国宝や昭和時代に活躍した名工とその代表作品も収録し、備前焼の魅力に迫ります。

【編著者】監修・上西節雄、山陽新聞社編
【発行】2012年12月
【体裁】B5変型判、248ページ、オールカラー
【ISBN】978-4-88197-737-8
【定価】本体2,000円+税

大原美術館の誕生―画家児島虎次郎の想いと建築家薬師寺主計の思い
bi-ohara.gif  大原美術館は1930(昭和5)年、日本最初の本格的西洋近代美術館として生まれました。その創設にあたっては、倉敷の実業家大原孫三郎と名画の収集に尽力した児島虎次郎の活躍はよく知られるところです。しかし、薬師寺主計という一人の建築家の存在がなければ、同美術館は現在の地に、また、いまの姿で建てられなかったことなどが分かってきました。

 本書は、上田恭嗣ノートルダム清心女子大教授が長年の研究を基に大原美術館の誕生史を、薬師寺の業績を軸にしながら解説しています。彼が随所に工夫を凝らして建設した大原美術館の魅力をカラー写真で紹介しながら、美術館探訪の際の新たな楽しみが加わる一冊となっています。

【編著者】上田恭嗣
【発行】2012年4月
【体裁】A5判、150ページ
【ISBN】978-4-88197-733-0
【定価】本体1,500円+税

大原美術館と私 50年のパサージュ <日本図書館協会選定図書>
bi-ohara.gif  戦後の半世紀を大原美術館とともに歩んだ藤田慎一郎元館長が、名画蒐集のいきさつや、故・大原総一郎氏(元・大原美術館理事長)の素顔、美術関係者との交流などの隠れたエピソードを、自身の「回想」と、画商との「対談」で綴る。

【編著者】藤田慎一郎著、松岡智子編
【発行】2000年12月
【体裁】四六判、228ページ、上製本
【ISBN】978-4-88197-691-3
【定価】本体1,500円+税