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紙メディアを軸に総合力発揮
 —業界の動向をお聞かせください。
 クロスメディア時代に入った今日、印刷業界は製造業から情報通信・サービス業へとフィールドが広がっています。紙メディアの市場規模は年々縮小していますが、高齢化などを背景に紙媒体が見直され、ニーズも高まっているように思います。われわれは時代の流れに合わせて電子媒体を使いつつも紙メディアに軸足を置き、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)を含めて異業種とも協調関係を築きながら印刷ビジネス周辺のサービスも展開していきたいと考えています。
 —社員教育をいかにお考えですか。
 社員のスキルアップは重要ですが、ものづくりには柔軟な発想と遊び心が不可欠です。社員の意識改革を狙いに昨年8月、人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を2台導入。自動化の流れで効率化のメリットもありますが、ロボットにできない仕事とは何かを考える機会になり、発想が豊かになるとともに生産性アップを期待しています。また、個人・チームを対象にした優秀社員表彰では個人MVPに海外視察旅行を贈るなど頑張りを評価。社員のモチベーションアップ、個々の創意工夫での現場力の強化、さらには攻めの姿勢にチャレンジしています。
 —環境保全にも力を入れておられます。
 当社商品は環境に優しい大豆油インキを100%使用しており、印刷用紙も古紙配合率50%以上で、水質を汚濁する化学物質などが少なく、再利用しやすいものを使用。環境保護印刷の証しである「クリオネマーク」も取得しました。全社を挙げてゴミ減量やグリーンカーテンに取り組んでおり、外部の方々と力を合わせて新たなエコ商品の開発にも力を注いでいます。
 —来年は創業70年を迎えます。今後どのような企業を目指されますか。
 日本の紙への印刷技術は世界に誇れるものであり、紙メディアを重視し進化させていくことに注力したいと思っています。時代のニーズによって受注品目は変化するわけで、持ち味の機動力を発揮し、それに合ったインフラを整備することも必要。また、他社との業務提携やM&A(合併・買収)も積極的に行いたいです。ギリシャ語で「優秀」「最後までやり遂げる」を意味する「ディア・フォロン」の精神のもと、情報産業の担い手として既成の枠にとらわれない多彩な総合技術力を武器に次代への挑戦を続けていきます。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2016年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は取材時のものです。

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