main_title.png

2018トップインタビュー




医療・介護一体化で地域貢献
 —来年、介護老人保険施設の大規模移転を予定されています。
 当院は1962年、岡山市でいち早く整形外科専門の診療所として開設。その2年後に開いた現在の宮本整形外科病院では、軽度の急性期医療、大規模病院での手術後やロコモティブシンドローム(運動器症候群)のリハビリを中心に、内科診療も行っています。一方で82年の特別擁護老人ホームの開所を皮切りに、介護老人保健施設、ケアハウスなどを設け、現在は介護度に応じた、ほぼすべての介護サービスを提供しています。その介護拠点がある操山山系はとても環境が良いのですが、利用者やご家族の高齢化から「通いやすい平地に」との声が増え、施設の老朽化もあって移転を決意しました。移転後は利便性が向上するだけでなく、現在敷地内に複数ある建物を集約することで利用しやすくもなります。
 —診療報酬・介護報酬改定への対応は。
 医療の面では薬価の引き下げ、介護の面では理学療法士など専門職の訪問看護の見直しといった、厳しい面があります。その一方で、排泄(はいせつ)に介護を要する利用者への支援など、新たに評価される部分も加わっています。基本的に国は、医療も介護も極力在宅でという方向ですが、自分で生活することが困難な患者や入所者も少なくありません。当院は医療と介護を連携させ、できる限りご本人とご家族を支援していきたいと思っています。
 —人材確保に努められています。
 看護師不足は当院に限らず深刻です。そこで昨年、日本人以外の人材発掘の道を探るため、ベトナム視察を実施しました。日本だけでなくベトナムの法律の問題もありますが、留学生の採用などを視野に入れ、受け入れ体制を考えているところです。また、来年オープン予定の新施設はバスや自転車での通勤が可能なので、結婚や出産・育児で仕事を離れている方にもアピールしていきたいですね。
 —今後の展望を教えてください。
 当院に入院される方のほとんどは地元地域の方です。平素からコミュニケーションを取ることはもちろん、病院ではコンサートや近隣住民の無料健康チェック、介護施設では模擬店が並び演奏や舞踊を楽しめる恵風祭を毎年秋に開催しています。今後もそうした交流を大切にしつつ、医療と介護の両面から福祉の充実を図り、地域社会に貢献していきたいと思っています。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2018年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

>>山陽新聞プレミアム倶楽部トップへ