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木材加工製造で社会に貢献
 —会社の歴史をお聞かせください。
 1934(昭和9)年、現在の松江市で、木製電柱と鉄道の枕木を防腐して製造・販売する「山陰木材防腐株式会社」として設立しました。当時は鉄道や電気、通信といった社会インフラ整備が急務で、時代の要請に応える形で成長。木材業界は戦時中、国策により企業統合が余儀なくされましたが、当社は防腐会社だったため存続し、今年で82周年と社齢を重ねられたのは幸運でした。営業強化を狙いに岡山事業所を51年に開設。91年に本社を移転しました。
 —現在の主力事業は。
 創業来の防腐技術を生かした住宅用土台や外構用木材の製造販売と、プレカット加工や羽柄加工、金物工法加工などを木材に施した住宅用建材の製造販売が主な事業です。ノウハウを蓄積した防腐技術と、89年に岡山県内で初めてプレカット事業を始めるなど常に挑戦を続けている木材加工技術を基幹とし、中国地方で事業展開。高い技術と品質で社会に貢献していると自負しております。
 —木材産業の将来展望について教えてください。
 木材は植林と山の手入れを計画的にきちんと行えば循環再生可能な資材です。そして岡山県は2012年からヒノキの丸太の生産量が3年連続で全国1位となるなど有数のヒノキ産地。木を切って使い、苗木を植えて育てるというサイクルを確立し、豊かな森林資源を保護・活用する社会を目指すべきでしょう。国も公共建築物木材利用促進法などで林業振興や環境保全を図っており、CLT(直交集成材)といった新建材もこれから利用が進むはず。コンクリートから木の時代へと、転換期を迎えていると言えます。
 —今後の事業戦略を伺います。
 創業期にメーンだった電柱・枕木から、時代の変化とともに住宅建材製造販売へ事業の柱を移してきました。今後は大型も含めて非住宅建築物への木材の利用拡大を見越した事業にも注力。事務所や工場、倉庫など向けを想定し、5月には大型施設用建材の加工にも対応する機械を導入します。海外展開も模索中で、2月には韓国の住宅資材展示会へ国産ヒノキ建材を出品しました。木材の活用促進は当社の戦略上の要であると同時に地球環境を守るためにも重要なこと。広くお客様に受け入れていただける製品を世に送り出し続けます。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2016年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は取材時のものです。

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