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地域に愛される企業を目指す
 —建設業界の現状についてお聞かせください。
 東日本大震災の復興需要や国土強靭(きょうじん)化に向けた公共投資、東京五輪関連の建設需要で活気を取り戻しつつあるものの、発注は東京圏に集中し、地方の建設業は厳しい状況が続いています。一方、高度経済成長期に構築されたインフラの老朽化や防災・減災への対応は重要かつ緊急の課題となっており、地域の基幹産業であるわれわれの果たすべき役割は大きくなっています。中国横断自動車道岡山米子線の全線4車線化に向けても地方自治体と共に主体的にかかわっていきます。私が会長を務める一般社団法人岡山県建設業協会では、会員が安心して事業展開できるよう民間主導の新事業も検討しています。
 —業界では人材確保が課題となっています。
 長年の公共事業削減で過当競争となり、採用を抑制した時期が続いたため、技術者の高齢化が進んでいます。当社は全社員が最高の能力を発揮できる「ハイレベルの技術者集団」として地域基盤づくりに貢献するため、県内工業高校の生徒向けの現場研修や体験学習、小学生や保護者への見学会を通じて建設業の魅力や身近さを伝えて中長期的な視点で人材育成に力を注いでいます。女性の採用にも積極的で、女性社員による「WOMANワーキング」を立ち上げ、女性目線の意見を取り入れた職場づくりを展開しています。
 —昨年12月には沖縄支店を立ち上げられました。
 沖縄では防衛関連の受注で好機を探していきます。海外でもODA(政府開発援助)を活用してラオスとタイでインフラ整備を含めた新事業を始めています。パートナー企業の工場で現地の若者に研修を積んでもらい、幹部として現地で採用する計画も立てています。20年がかりの壮大な事業ですが、経済成長が見込まれる東アジアなどでも活路を見いだしたいと思っています。
 —今後の展望をお聞かせください。
 主力の土木以外に不動産ビジネスやスポーツジムも展開しており、社会に役立ち、岡山の発展に寄与し続けたいと思っています。品質や環境、安全管理に力を注ぎ、「胸を張って後世に残せる事業を完遂する」を信念に、子どもたちに夢を与えられるような仕事を成し遂げ、社会に信頼され、地域に愛される企業を目指します。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2017年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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