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2018トップインタビュー




先進技術で木材加工、防腐
 —木材加工の会社ですが、時代の変遷に合わせて事業内容はがらりと変わりましたね。
 会社は1934(昭和9)年、鉄道の枕木と木製電柱の製造のため松江市で設立。以来岡山、島根両県内に拠点を設け、「木材」を基本に地域に応じた事業を展開しながら84年の社歴を刻んできました。この間に産業、社会構造は大きく変化。それに合わせて当社の事業内容も変わり、現在は培った加工と防腐の技術を使って住宅用資材、外構用資材、公園修景用資材、工場の冷水塔の製造などを行っています。創設当時の枕木、電柱はほぼ姿を消しました。
 —「加工技術と防腐技術で木を活(い)かす」のキャッチフレーズ通りですね。御社の技術は業界でも先進的とうかがっています。
 木造軸組み住宅の大工加工を行うプレカットは1989年に岡山県内で初めて事業化しました。継手(つぎて)、仕口(しぐち)の加工まで済んだ材を建築現場まで運んで組み立てるため、現場に貯蔵スペースは要りません。工期と労力の大幅な削減につながり、均質な工事に仕上がります。当社は経験を積んだ技術者が担当し、大手ハウスメーカー数社の指定工場にもなっています。木材を腐食やシロアリ被害から守る防腐技術は独自の前処理、薬剤加圧処理で安心、安全な製品を提供しています。プレカットと防腐加工の両部門は現在、当社を支える屋台骨に育っています。
 —ここ数年、住宅以外にも木材の活用が進んできましたね。
 岡山県は昨年、全国で5番目となる県産材利用促進条例を制定しました。全国有数のヒノキ生産県ということのほかに、木材は空気と水で育ち、生育中には二酸化炭素を吸収、つまり環境を保全しながら持続可能な開発が行える素材そのもの。この「環境素材」をもっと利用しようということです。実際にここ数年は住宅だけでなく学校、福祉施設、事務所などへの木材利用が広がっています。条例を追い風に、こうした非住宅用への利用、外構資材の活用、さらには道路標識など新たな用途開発を推進していきたいですね。
 —今年の目標をお聞かせください。
 今年の会社のスローガンは「変化と成長!」です。変化を恐れず、それに的確に対応すれば成長できる、成長すれば明るい未来がある—ということをうたっています。果敢な挑戦で技術力にさらに磨きをかけてまいります。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2018年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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