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品質と「人」の力の向上目指す
 —鉄鋼業を取り巻く状況は。
 2016年度の国内鉄鋼需要は、消費税再増税前の駆け込み需要に伴い住宅投資や自動車・家電販売は増加すると見ています。非住宅建築も、設備投資の回復やオリンピック案件をはじめとする都市再開発の始動から持ち直しが期待され、全体で内需は前年度に比べ増加する見込みです。一方、海外鉄鋼市場は、新興国の景気停滞が続く中、中国の輸出増による世界的な需給緩和、通商問題の頻発が大きく影を落としている状況であり、鉄鋼業を取り巻く環境は厳しい状況です。
 —そうした中、西日本製鉄所(倉敷地区)の方針は。
 倉敷地区は1961年に開設し、地域の皆様から操業へのご理解をいただきながら今年で55年を迎えます。製鉄所を一層発展させていくため、社員が「自ら考え、自ら実践」する自主自立の精神を持ち、明るく活気ある製鉄所を目指したいと思います。
 —方針を具現化していく方策についてお聞かせください。
 足元の厳しい環境に耐えつつ将来への持続的な成長を遂げ、国内外の競合他社に負けないためには、安定操業を行い、品質の向上が不可欠です。そのためには、第五次中期計画で策定した製造基盤整備を着実に実行し、世界トップレベルのコスト競争力を確立してまいります。設備に関しては倉敷第3コークス炉の老朽更新が1月末に完了し、本来の能力を取り戻すとともに環境面でも効果を発揮しております。現在工事中である第2コークス炉の老朽更新も計画通り進めてまいります。また、製鉄所が継続的に成長していくためには「人」の力の向上が欠かせません。足元では中途採用も含めて西日本製鉄所全体で過去最高の年間570人超を採用し、今年も同規模の採用を予定しています。製鉄所の急速な若返りが進む中、モノづくりの競争力の源泉である技術・技能がベテランから若手へ継承されていくよう、人材育成に今後も力を入れていきます。
 —地域へのメッセージをどうぞ。
 製鉄所の運営を通じて岡山県や倉敷市ならびに近隣市町村に貢献し、皆様から愛され、信頼され続ける製鉄所でありたいと考えています。「JFE西日本フェスタ」、春夏冬に開催している親子工場見学会などの場を通じて、大勢の方々に製鉄所に御来場いただきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2016年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は取材時のものです。

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