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「遊びと教育の連動」本格化
 —昨年は子ども向けレジャー施設「おもちゃ王国」(玉野市滝)で大規模なリニューアルをされました。お客様の反応はいかがですか。
 開園20周年を機に約2億円を投じてパビリオン、アトラクションを拡充・新設し、お客様からは「格段に内容が充実した」とご好評をいただいています。中でも、NHKの幼児向け教育番組をモチーフにした「こどもスタジオ NHKキッズキャラクター大集合!」が大人気。おもちゃ王国は従来から低年齢層の子どもたちに人気でしたが、さらに幼い1歳前後の子どもたちが楽しく遊んでいます。おかげさまで、昨年度の入園者数は1割増の37万人になりそうです。子どもは遊びの中からいろいろなことを学び、成長していきます。さらに内容充実を図り「遊びは最高の学び」を発信してまいります。
 —遊びと教育を連動させた「STEM教育」の普及にも積極的に取り組まれていますね。
 STEMとはScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の頭文字で、理数系の学習を、現実とつながったエンジニアリングの分野をきっかけとして、総合的に学んでいくという教育法です。欧米では力を入れて推進。弊社では、遊びを通じてSTEM教育ができる玩具を大学と連携して開発した学習プログラムと融合させ提供しています。遊びとしての展開だけでなく、中学校の技術の授業の教材として全国的に導入され始めています。将来の「技術立国」「ものづくり日本」を担う子どもたちを育てるのに有効な教育です。経済産業省からは新連携事業に認定され、今年は移動しながら行うイベント型教育「STEM QUESTスタジアム」をスタートさせます。3月には中国学園大学で実験的な教室を開き、教育関係者や保護者らの大きな関心を呼び、手応えを感じました。
 —伝統行事の伝承にも力を入れておられます。
 日本人形協会は今年、五節句の行事伝承に取り組みます。人形をめでるだけでなく、飾る喜びも味わってもらい、「モノからコトへ」につなげていきたいと思っています。時代の流れの中で失われつつある玩具の復活にも努めたい。子どもの心を育むうえで必要と思われながらも今では作られなくなった玩具は数多くあり、日本になければ世界から探してきたいと思っています。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2017年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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