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2018トップインタビュー




お菓子で笑顔の花咲かせたい
 —創業70周年を迎え今年1月に新社長に就任されました。
 これまで東京、パリ、京都のお菓子屋での修業を経て、弊社に入社、創業70周年という節目に社長交代をさせていただきました。まだまだ未熟ではありますが、これまでの感謝を胸に、創業からの理念を受け継ぎ、新たな取り組みに挑戦していければと考えています。
 —鮮度や素材にこだわったお菓子が人気です。
 今年は特に「さちのか苺(いちご)」に力を入れました。苺大福にすると甘酸のバランスが良く、自社製の白餡(あん)と九州産肥沃(ひよく)米の餅生地との相性は抜群です。この品種は他の品種に比べて収穫量が少なく生産に手間が掛かるため、岡山県内では作付けが年々減っていました。
 おいしいお菓子を届けたいという弊社の思いに賛同いただいた若手農業者グループ「西大寺ストロベリーボーイズ」との共同出資で「さちのか苺」を作るハウスを建設し「SSB×敷島堂ゆめ農園」と名付け、地元のモノづくりの活性化と苺の安定供給に向け始動しました。自社農園だからこそできる、原料として希少性のある3Lサイズ以上の苺をつかった「プレミアム苺大福」など新商品も生まれています。
 また、私自身が開発責任者として試行錯誤を重ね完成した銘菓「いちご夢二」にも特製苺のコンフィチュールとして使用し、今では直営店だけでなく、JR岡山駅や県内百貨店・量販店などでお買い求めいただける、弊社一番の人気商品に育っています。
 —今後のビジョンは。
 「人財」の育成には今後も力を入れていきます。「夢」にあふれるお菓子づくりに情熱を注ぎ、プロとして技や心を磨いていく姿勢の中にこそ、人の成長があります。仕事を通して学び、その社員が地域、社会の中で役に立てる人間として「成長」をすることが地域の活性化につながり、地域の方に愛され必要とされるお菓子屋になることだと思います。
 どれだけ時代が変わろうとも、お菓子には人の心を癒やし、人と人をつなぐ力があり、誰かを大切に思う気持ちがある限り人を笑顔にできます。心を込めておつくりしたお菓子を、店員の手からお客様の手へ思いを載せてお渡しすることを大切にし“お菓子でたくさんの笑顔を咲かせたい”と考えています。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2018年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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