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2018トップインタビュー




創意工夫と知恵で地域をPR
 —運輸事業の現状はいかがですか。
 業界全体としてはドライバー不足が課題です。当社は新卒者を採用し、入社後に免許を取得してもらう取り組みに力を入れています。また、女性ドライバーは現在1人ですが、車に興味のある女性が増えていることから積極的に採用していく方針です。私は岡山県バス協会会長を務めていますが、人手不足の状況下では今いるドライバーをいかに効率よく回していくかも考えなければならず、県内の渋滞緩和に向けた働き掛けもとても重要だと考えています。
 —瀬戸大橋が10日に開通30周年を迎えます。
 倉敷市など行政や関係機関への協力はもちろん、先代が始め、全国で名をはせた「落書き電車」の復活も検討。旧下津井駅に保管している車両を児島ジーンズストリート前に移設し、観光客に旅の思い出として自由に落書きをしてもらおうと思っています。ジーンズタクシーやジーンズバス、昨年刷新したバス運転手の制服に当社発祥の地である児島地区特産のデニム生地を取り入れていますが、手持ちのツールを利用しながら創意工夫と知恵で地場産業PRにも努めます。
 —今春から新たに教育事業に参入されるそうですね。
 中高生向けの塾を開校予定です。昨年から説明会や講演会を開いているのですが、保護者の関心の高さを実感しています。これまで顧客第一主義でやってきましたが、昨年から会社の将来を担って入社してくる従業員のために今どうあるべきかを経営の判断基準とし、後世に「つなぐ」経営を主軸にしています。実績を上げるには時間がかかると思いますが、市民生活に密着した企業として子どものためになる社会づくりに貢献していきます。
 —今後の展望を教えてください。
 観光では安価な日帰りよりも1泊2日の長距離旅行に需要がシフトしており、それに十分応えられるよう、ハイグレードなバスを3月に導入しました。当社の売り上げの約6割を占める住宅事業はまだ伸びしろが期待でき、倉敷地区での展示場開設も早急に考えます。当社は創業100周年を機にグループの再編と併せて組織のスリム化を図り、資金的にもかなり余裕ができました。今後はM&A(合併・買収)も検討し、誠実・感謝を大事にしながら常にお客様に必要とされる存在でありたいと思います。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2018年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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