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創立50周年でさらに地域貢献
 —学園創立50周年の節目ですね。
 1967(昭和42)年、高梁の地で順正短期大学を開学しましたが、ルーツは明治期に福西志計子が設立した順正女学校にあります。岡山県内初の女学校で、高梁の誇りでした。その跡地へ短大を開いたのは、卒業生や地元の方々の「順正」の名を残したいという熱い思いを受けてのこと。その後、吉備国際大学、九州保健福祉大学(宮崎県延岡市)を開学。学部・学科を増やし発展してきましたが、地元自治体や民間の皆さまの協力・支援があってこそと、感謝しています。
 —記念事業の柱は。
 高梁キャンパスに順正女学校時代から唯一残る建造物「順正寮跡」があり、補修工事を施して記念式典を行う4月30日に学園の資料館としてオープンします。岡山の女子教育に大きな足跡を残した福西志計子、学園創立者加計勉や高梁出身の山田方谷、留岡幸助といった先達、さらには福西と交流のあった石井十次、新島襄ら、学園と高梁ゆかりの偉人の資料を展示し、広く一般に公開します。
 —2月には、岡山孤児院を開設し「児童福祉の父」と呼ばれる石井十次にあらためて光を当てるシンポジウムを開きました。
 宮崎県出身で、岡山と宮崎の両県で児童福祉を手掛けた石井十次は、同じく両県で教育を展開する順正学園にとっても偉大な方で、縁を感じています。学園のルーツである福西と重なるこの素晴らしい先達の後を、微力ながらついていけたら、と考えています。
 —流通ルートに乗らない食品を子どものいる生活困窮世帯に無償提供する取り組みも記念事業の一環ですね。
 昨年、岡山、倉敷、総社、高梁の岡山県内4市のほか、九州保健福祉大学のある宮崎県内の5市町と協定を結び、配送を始めました。子どもたちの遊びや学習の支援も行います。本学園はボランティア活動が盛んで、そのノウハウを地域に役立てたい。バイオ企業・林原が手掛けてきた、障がい者の国際芸術祭「希望の星」事業も今年から順正学園が継承。作品発表の場を提供し、自立支援につなげたいと願っています。
 —今後の展望をお聞かせください。
 既存の学部・学科をさらに充実させ、他大学の同じ学科にないオンリーワンの魅力を高めていくこと。加えて、地域との連携を一層密にして、地方創成の一翼を担い、地域の学生のためになる大学であり続けたいですね。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2016年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は取材時のものです。

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