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管継ぎ手の耐震性アピール
 —給排水管ステンレス継ぎ手のトップメーカーです。主力製品は「ナイスジョイント」ですね。
 管の先端を加工して突起を作り、継ぎ手との間にゴムパッキンを挟んでナットで締め付ける独自の仕組みです。従来の工法ではネジを切るなど熟練の技がいりますが、ナイスジョイントは持ち運びができる専用機械で簡単に加工、短時間で施工ができ、作業性の良さが特長です。大口径から小口径まで10サイズ、400種類を生産し、売上高は約30億円で、当社の総売上高の約6割を占めています。
 —大きな振動や揺れがあっても破断せず、地震の多い日本には絶好の管継ぎ手と聞きました。
 1995年の阪神淡路大震災の際にはビルや病院などの給水・給湯配管が大きなダメージを受けましたが、ナイスジョイントでつながれた配管は堅固で、命の源である水のライフラインを守りました。このため兵庫県は震災復興住宅の95%にナイスジョイントを使用したほどです。愛知工業大学での耐震試験では標準製品で阪神淡路大震災並みの800ガル(加速度の単位)の揺れに耐え、現在はさらに改良を重ねて、「ものづくり日本大賞特別賞」(第5回)を受賞した製品は2000ガル以上の揺れにもびくともしません。ステンレス管は同じ内径の鋼管に比べて軽く、寿命は長く、しかも汚れにくくて耐食性に優れ、100%リサイクル可能。環境にやさしい素材でもあります。新築物件に限らず建て替えなどでナイスジョイントの利用拡大を目指していきます。
 —新鋳造工場が稼働しました。
 2月に稼働し、月産20トンの生産能力で従来の5トンから大きく増えました。生産余力があり、小ロット・短納期の注文にも対応可能で、ニーズに細やかに対応して受注を進めます。そしてビル内の給排水配管を中心とした仕事から工場配管など新分野の仕事も開拓していきます。
 —海外への輸出も検討されているそうですね。
 東京オリンピックを前にしたビル建設の増加、相次ぐ病院の建て替えなどで需要は結構ありますが、「その後」に備え、本腰を入れた海外販売戦略が必要と考えています。一昨年に国の「グローバルニッチトップ企業100選ネクスト」に選ばれたのを機に準備を進め、当面はヨーロッパを考えています。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2017年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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