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2018トップインタビュー




ステンレス配管、海外も視野
 —製造の主力であるステンレス配管の現況はいかがですか。
 ステンレスによる建築用屋内配管や水道用埋設配管などを手掛けており、首都圏での建設ラッシュの影響もあって、2期連続で売上高50億円を超えるなど業績は順調に推移しています。主力商品であるステンレス製管継ぎ手の「ナイスジョイント」は、耐久性や耐震性に優れていることから東日本大震災以降、病院やホテル、公共施設などから引き合いが増え、現在は生産が追い付かない状態です。総売上高に占める割合も65〜70%に高まっています。
 —本社工場の敷地内では昨年、産業機械用のバルブを生産する鋳造工場を建設、稼働しました。
 旧本社工場の老朽化に伴い移転集約した、ものづくりの原点ともいえる工場です。生産能力は月5トンから10トンに倍増しており、他社ブランドによるOEM受注も増やしていきたいと思います。鋳造作業は手作業で、これまでは熟練工の勘に頼っていた部分も少なくありませんでした。しかし、新工場では職人技に頼るのではなくやり方を見直し、コンピューターソフトを導入して温度や湿度、天候などを数値化。誰もが作業しやすいように作業工程を標準化していきたいと考えています。
 —海外にも視野を広げておられるようですが、戦略は。
 ステンレス配管のニーズは当面、国内で高い状態が続きそうですが、海外にも目を向けていきたいと考えています。インドネシアやタイ、ベトナムといった東南アジアでは、日系企業によるホテルや工場などへスムーズに納入されています。一方、ヨーロッパでは現地の規格認証に苦慮している面もありますが、ドイツの展示会に今年3月に続いて6月にもわが社の製品を出品するなどして積極的に良さをアピールし、津山から世界へ羽ばたいていきたいと思っています。
 —これからの会社づくりは。
 新卒社員ら人材確保のためにも働く環境を整えていきます。岡山県の「おかやま子育て応援宣言企業」に2008年以降登録されているほか、16年には津山市の「ワーク・ライフ・バランス推進企業」にも認定。今年1月には、現場で製品加工を担う女性社員が2年間の産休・育休から復帰し、子育てをしながら働いています。家族や子育てを大切にしながら働ける態勢を推進することで、若い人から選ばれる魅力ある企業を目指していきたいと思います。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2018年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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