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健康で豊かな生涯現役社会を
 —医療、介護、福祉機器の事業環境をお聞かせください。
 高齢社会を反映して入浴機器は大都市部を中心に順調ですが、リハビリ機器など医療分野は診療報酬の抑制が響いて伸び悩んでいる現状です。こうした中、厚生労働省では高齢者の医療や介護、生活支援などを一体的に提供する地域包括ケアシステムの構築を推進しています。しかし、高齢者が健康で自分らしく暮らすには公的サービス以外の仕組みも必要で、使いやすい介護予防・健康づくり機器やシステムが求められています。当社も岡山と東京に開設しているウエルネスジム「オージーウエルネスフィールド」で得られたお客様の声を製品開発にフィードバックさせ、環境の変化に対応した新たな機器、サービスにつなげていきます。
 —新製品を相次いで発売されました。手応えはいかがですか。
 先月チェアーインバス「トゥッティ」を発売しました。これはオリジナル製品を進化させたもので、業界トップの省スペース、浴槽内部スペースはさらにゆったりという、介助する人と、入浴する人に配慮した製品となっています。また、昨年発売した高齢者向け有酸素トレーニング機器「メデルゴ」、高齢者向け筋力トレーニング機器「タッチフィットデュオ」も好評です。
 —新たな団体も次々と立ち上げられますね。
 5月にメーカー十数社で入浴機器の業界団体を設立します。行政との連携をより密にし、安全基準を策定。ひいてはJIS化、輸出拡大に向けてISO化も視野に入れています。高齢化は世界共通の課題になりつつあり、当社も将来は海外事業を柱の一つに育てたいと思っています。また昨年、介護現場のマネジメント向上のため設立した一般社団法人介護人材開発協会も近くセミナーを全国で開催できる見通しです。この分野の教育機関はなく、関係者から期待の声が届いています。
 —今後の事業展開をどう見通されていますか。
 介護現場の人手不足は深刻で介護機器へのロボット技術の導入が進むでしょう。当社も国立研究開発法人日本医療開発機構から補助を受けて研究に着手しています。医療研究機関との連携は欠かせず、岡山大学などのご協力を得ながら、今後もこうした社会的課題の解決に取り組み、健康で豊かな人生、ウエルネス社会の実現に努力していきます。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2017年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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