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文化、芸術振興へ財団設立
 —福祉機器業界の現況をお聞かせください。
 国が打ち出している「一億総活躍社会」では介護離職ゼロを目指して必要なサービスの確保が盛り込まれ、われわれには追い風と考えています。当社も生産と出荷の体制を見直し、瀬戸内市に製品センター(鉄骨2階延べ4300平方メートル)を新設。邑久工場は製造スペースを拡大して生産能力を高め、同時に中間部材を保管し、注文に応じて柔軟に出荷する仕組みに一新しました。
 —5月には新商品が発売されるそうですね。
 1機種で二つの機能を持った筋力トレーニングマシンです。従来は重りで負荷をかけていましたが、電気負荷にし、軽量で扱いやすくしました。既存のものよりスペース的にも費用的にも半分で済みます。東京と岡山の2カ所で開いているトレーニングスタジオ「オージーウエルネスフィールド」を新商品のテストフィールドとして活用。ご利用者からニーズや効果を聞き取り、それを開発に反映させて、これまでにない治療機器、トレーニング機器が生み出せたらと思っています。
 —介護離職ゼロに直結する緊急対策として、介護サービスを提供するための人材育成・確保・生産性の向上が掲げられました。
 大切なお客様である介護施設の職員のマネジメント能力向上によって生産性を上げ、ご利用者の満足度を高める狙いで3月に介護人材開発協会(社団法人)を設立しました。われわれは教材作成、講師養成、講師派遣、派遣先開拓などをし、全国50の会計事務所で作る団体と連携して進めます。
 —海外展開はどうなりますか。
 世界規模の医療機器見本市であるドイツのメディカ、ドバイのアラブヘルスに参加し、世界で通用する製品との自信を深めました。各国で代理店契約の話も進んでいます。昨年のインドネシアに続き今年は中国に現地法人を設立しました。中国は販売だけでなく製造拠点としても考えています。
 —奥田財団(財団法人)を2月に設立されました。
 当社を育てていただいた岡山への恩返しです。地域の文化、芸術への貢献を目的に設立しました。岡山ではなかなか聴けないようなコンサートや講演会のほか、親子で楽しく勉強するセミナーなど、次代を担う若者や子供たちに喜ばれるものを考えています。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2016年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は取材時のものです。

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