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業界挙げて課題解決目指す
 —運輸業界を取り巻く環境はどうですか。
 最近の原油価格の低下によって明るい兆しも見えてはいるものの、国内物流は減少傾向が続き、適正運賃収受も困難な状況で人材不足、労働時間短縮など業界が抱える課題は今なお多い。さらに、コンプライアンス(法令順守)の面では、関係法令がますます厳しくなってきているうえ、高速道路料金の改定も逆風です。課題の克服と利益の確保を両立するのは困難なのが現状と言わざるを得ません。
 —主力である企業向け運輸サービスの動向は。
 当社は現在、企業向けサービスが9割を超え、メーン事業として定着しました。企業のご要望に合わせて、「積合せ便」や「貸切便」など、さまざまな形態の輸送サービスを提供しています。特に温度管理や高い配送技術が求められる医薬品輸送部門では、おかげさまで厚い信頼をいただき、中国地域でも高いシェアを維持できています。
 —業界を挙げて制度改革に注力されています。
 これまで挙げてきた課題は、一社単独の企業努力では克服できません。全日本トラック協会や岡山県トラック協会などの各団体と連携し、事業環境を整備するための適正運賃の確保をはじめ、人材不足対策となる免許制度の緩和、安全輸送に向けた道路整備の要望などに取り組んでいます。これらを筆頭に、運輸事業を取り巻く制度の改革には今後も積極的に関わっていきたいと考えています。
 —今後の事業の方向性は。
 事業の基本でもある輸送品質の向上と徹底的な事故防止、さらにCO2削減による一層の環境配慮を掲げていきます。いずれも運輸業者として、永遠に変わらぬ使命であり、常に目指し続けていかなければなりません。そして、現場をつかさどる人材の育成にも引き続き力を入れていく方針です。人材確保の面では近年、運輸業界を目指す学生の裾野拡大につなげていくためにインターンシップ制度を活用しています。また、社員にけがや病気がないよう労働時間をはじめとした適切な労務・厚生管理も行うことで、しっかりと労働環境を整備しています。企業努力と業界制度の見直し、この両輪をスムーズに動かしていくことで、厳しい時代にあっても業界全体の底上げを図っていきたいですね。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2016年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は取材時のものです。

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