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2018トップインタビュー




コンベンション誘致に全力
 —コンベンションは、その大きな効果から誘致競争が激しいようですね。
 コンベンションはラテン語のCon(集まる)とVent(来る)が語源と言われ、大規模な会議、集会、見本市などのこと。会場費や設営費をはじめ参加者の飲食、宿泊、輸送などの面で大きな経済波及効果が生まれます。また参加者により開催地からのさまざまな成果、結果などの情報発信が行われ、都市ブランドの向上につながります。このため全国の都市が誘致に力を入れ、今年秋に名古屋市が大型施設をオープンさせるほか、数年内に熊本市、広島市、長崎市などで競合施設が続々開設の運びとなります。当センターは地方都市では比較的早く17年前に開設、コンベンションを柱に地元密着のイベントなど数多く開催し、独自の営業スタイルを築いてきましたが、時代に合わせた新戦略が必要になっています。
 —都市ブランド向上へ岡山市は機構改革で新たな課をつくりました。新戦略では連携が欠かせませんね。
 当センターは岡山市が筆頭株主の第三セクター。岡山市、おかやま観光コンベンション協会とのさらなる連携により、政令指定都市としての岡山市の都市ブランドを高める役割があります。協働戦略を練り直し、さらにコンベンションを誘致、その効果を地域に広げていきます。
 —国際会議も柱になりますね。
 日本政府観光局(JNTO)による国際会議の基準は参加者が3カ国以上、50人以上、1日以上—となっています。この基準でいうと、2016年の岡山市の都市別開催順位は全国16位。この順位をもっと上げたい。経済効果の面から見ても、国際会議参加者は1人当たりの消費額が多いという結果も出ています。東京での国際会議商談会に毎年参加し、また、おかやま観光コンベンション協会と共催で国際会議に特化したセミナーを開催するなど、積極的に岡山市の魅力発信に努めています。
 —インバウンド(海外からの誘客)支援へ独自に取り組まれています。
 近年増加している訪日外国人客を少しでも岡山に取り込むため昨年、タイをはじめ東南アジアの旅行会社を招いて岡山市を売り込みました。早速タイの旅行会社から学生たちの修学旅行、ホームステイの打診があるなど手応えを感じています。岡山市が東南アジアの人たちの有力な旅行先の一つとなるよう、この芽を大事に育てていきたいと思っています。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2018年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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