プレミアム倶楽部

2026トップインタビュー




AIでグループの業務効率化
 —健康経営や社員のウェルビーイング向上に取り組まれています。
 健康診断の受診をこまめに呼びかけ、オプション検査の費用は1万円を上限に会社が補助しています。岡山市主催のウオーキングイベントへの参加など、体力づくりにも力を入れており、6年連続で健康経営優良法人の認定を受けています。また、社員の要望を受け、育児に伴う短時間勤務の対象を小学校6年生までの子を持つ人に拡充しました。社員の健康や幸福なくして企業の成長はあり得ないと考えており、引き続き取り組んでいきます。
 —人材採用・育成も順調ですね。
 現在、入社して3年以内の社員は34人いますが、離職者ゼロで推移。「お仕事体験」など、就活生に当社の雰囲気を感じてもらうイベントを開催することで、ミスマッチを防げていると考えます。入社後の研修では、マナーやプログラミング技術の習得だけでなく、将来支え合うことになる同期の親睦を深めることも重視しています。
 —職場環境向上の取り組みは。
 本社オフィスに続き、今年は東京支社のリニューアルを計画。フロアの割り振りを見直すほか、現場の意見を聞いた上で、社員の席を固定しないフリーアドレスを拡充できればと考えています。他の拠点も含め、全社を挙げて明るく開放的なオフィスを目指します。
 —業務へのAI活用の現状は。
 AIは急速に進化しており、当社も使いこなそうと試行錯誤を重ねています。現在はプログラミングのほか、仕様書やお客さま向けマニュアル、営業資料の作成などに活用。また、社内に技術推進本部を立ち上げ、どのAIがデファクトスタンダード(事実上の標準)となり得るか評価しており、その知見を社内だけでなく天満屋グループ全体に共有しています。人口減少による経済活動の縮小が懸念される中、業務効率化を積極的に推進していきます。
 —非常時への備えも重要です。
 自然災害やサイバーテロを想定したBCP(事業継続計画)を策定していましたが、感染症の世界的大流行(パンデミック)やテロ・紛争の対応を加えたものに更新。非常時に最低限維持すべき業務などを整理しました。岡山県BCP認定制度の取得を目指しており、県のアドバイスを受けながら見直しているところです。認定をゴールではなくスタートと位置づけ、今後も計画をアップデートしていきます。




企画・制作/山陽新聞社メディアビジネス本部
※2026年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

>>山陽新聞プレミアム倶楽部トップへ