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「強み」創り、得意分野磨く
 —昨年は組織改編、新社屋の完成など大きな動きがありました。
 3月に高級ゾーンの商品を扱うカイタックインターナショナル▽量販店向けのカイタックファミリー▽商社部門のカイタックトレーディング—の事業子会社3社をカイタックの傘下に置く持ち株会社制にしました。担当事業領域を明確にし、意思決定の迅速化と業務の効率化を図る狙いです。5月に完成した新本社は南側のテラスに植栽を施した12階建てビルで、JR岡山駅に近く、新幹線からよく見えるため、特に県外の方に好評です。企業イメージを高めるととともに、優秀な人材確保にも役立つことを期待しています。
 —旧社屋には、カイタックグループの美容専門学校が移転します。
 この4月、岡山市北区田町にある「岡山ビューティーモード」が新本社隣の旧社屋に移ります。現校舎はカイタック創業の場所ですが、築50年以上と老朽化していることもあり、来年2月には壁面を緑化したモダンな建物に建て替え、同岩田町にある岡山ビジネスカレッジを移転させます。同校の現校舎には新設する介護関係や留学生向けの和食のコースなどが入る予定です。
 —総社工場(総社市)も増強し、国内生産にも力を注がれていますね。
 総社工場は高級ジーンズの製造拠点で、販売が好調な主力の「ヤヌーク」など自社ブランドの増産に対応するためにミシンや洗い加工設備を拡充しました。高級ジーンズ市場で当社と競合する輸入品は、受注から販売までのスピードが遅く人気商品の補充が難しい。その点、カイタックは生地の裁断から縫製、加工まで「ジーンズの一貫生産」を行っているため、人気商品を随時補充することができ、輸入品の3〜6倍を販売することができます。もちろん、国内生産ならではの生産技術による質の良さも特長です。
 —今年のテーマとして「得意創生」という言葉を挙げられています。
 総社工場のように、自社の「強み」を創ることが重要。規模に関係なく、消費者に訴える「何か」があれば競争に勝つことができます。そのためには、的を絞って徹底的に情報収集や分析に努め、選ばれる商品を生み出していく努力が必要です。これは企業だけでなく、国や地域、また個人にも当てはまります。ただ「頑張ろう」という抽象論ではなく、具体的に自分が「自信がある」「勝てる」と思う得意分野を磨いていくことが大切だと思います。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2016年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は取材時のものです。

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