更新

「高校生大討論会~大人でも子どもでもない私たちにできること~」

 山陽新聞社は、2022年8月27日(土)午後、岡山市北区柳町の山陽新聞社9階大会議室とさん太ホールで、岡山県内の高校生による大討論会を開催しました。

 山陽新聞が1879年に朝刊を創刊してから、今年8月21日付紙面で紙齢(通算の発行号数)が5万号になるのを記念したイベント。次の区切りである6万号が2050年にあたることから、28年後の社会で〝中枢〟を担う若者たちに地域活性化策やジェンダー、教育、環境などを議題に、自由に議論してもらいました。

 高校生主体の会議とするため、県内10高校の生徒27人で実行委員会を立ち上げ、事前にテーマや運営方法などをオンラインで話し合いました。副題の「大人でも子どもでもない私たちにできること」も実行委員の発案を採用しました。

 当日の討論会では、室貴由輝・岡山県高校教育課高校魅力化推進室長ら3人をコーディネーターに、実行委員が司会とファシリテーターを務めました。テーマごとの議論の後、さん太ホールで開いた成果発表では、若者や子育て世代への施策を充実させてほしいという要望や、食糧難を見据えて、昆虫食を進めるという提案なども出ました。

 「生理の貧困」を討議したチームの意見は9月定例県議会の一般質問でも取り上げられるなど、反響を呼びました。

 開催要項と、掲載記事、当日の様子を伝える写真は以下のとおりです。

タイトル
高校生大討論会
~大人でも子どもでもない私たちにできること~
日時
2022年8月27日(土)午後1時半~同5時
会場
山陽新聞社9階大会議室(岡山市北区柳町2-1-1)、山陽新聞社さん太ホール(同)
開催要項のちらし
掲載記事
※記事のリンク先はPDFとなります
写真
「在留外国人のために」をテーマに話し合う高校生たち
「教育」をテーマに話し合う高校生たち
スケッチブック用紙に訴えたいことを書き込む参加者
班ごとに成果を発表する参加者たち
大討論会の締めくくりで、メッセージを書き込んだスケッチブック用紙を全員で掲げて記念撮影