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山陽新聞創刊140周年記念連続シンポジウム

「令和時代の地域をつくる」
第4回 「交通は幸せのもと」

 「令和」時代に入って初の新春を迎えましたが、地方創生は平成から大きな課題として横たわったままです。東京一極集中は加速し、人口減少や高齢化に歯止めがかからず、地方に明るい光はなかなか見えてきません。しかし、地方を愛し、元気づけようとする多くの人たちがいます。こうした人たちと手を携え、「自分ごと」として、持続可能で活力ある地域をどうつくっていくのか。山陽新聞社は創刊140周年を記念し、地域課題と向き合い、解決の道を探る連続シンポジウムを1年間かけて開催しています。第4回のテーマは「交通は幸せのもと」です。

第一部 基調講演

[講師]関西大教授 宇都宮 浄人氏
幸せをもたらすモビリティー
宇都宮 浄人氏
 私たちの生活は、移動(モビリティー)なくして成り立ちません。地方圏の場合、主たる移動手段は自家用車です。しかし、過度な自家用車依存は、渋滞や環境悪化、さらに、交通事故や買い物弱者といった問題を引き起こしています。高齢社会の今、公共交通のサービス改善という新たなモビリティー政策が求められているのです。講演では、どのようにすれば自由で快適な移動と幸せな生活が実現できるのか、海外の事例も踏まえてお話しします。
うつのみや・きよひと 兵庫県西宮市生まれ。京都大経済学部卒。1984年日本銀行に入行し、調査統計局物価統計課長など歴任。2011年から現職。専門は交通経済学、経済統計。著書に「路面電車ルネッサンス」「鉄道復権」「地域再生の戦略」ほか。59歳。

第二部 パネルディスカッション

暮らしを豊かにする交通のために

 今、人口減少や高齢化の中で、バス路線などの縮小・廃止が相次ぎ、地方の公共交通は苦境にあります。この流れを変えて、どう交通を再生、充実させていくか。行政や住民らによる模索が始まり、これまでの常識にとらわれない新たな試みも見られます。各地の取り組みも交えながら考えていきます。

◆パネリスト

大森 雅夫氏岡山市長
大森 雅夫
宮本 紀子氏浅口市みどりケ丘イキイキグループ副代表
宮本 紀子
猪田 有弥氏西粟倉村地域おこし協力隊
猪田 有弥
宇都宮 浄人氏関西大教授
宇都宮 浄人

◆モデレーター

石原 達也氏NPO/NGOによる
SDGsネットワークおかやま会長
石原 達也
岡山 一郎 山陽新聞社編集委員室長
岡山 一郎

開催概要

日時
2月20日(木) 14:00~17:30
会場
山陽新聞社さん太ホール(岡山市北区柳町2-1-1) →Googleマップで確認する
定員
300名
参加費
無料
主催
山陽新聞社
協賛
英田エンジニアリング山陽学園大学中国銀行両備グループ
後援
岡山県、岡山市、倉敷市、TSCテレビせとうち、oniビジョン、エフエム岡山、レディオモモ(予定)
申込方法
申し込み専用フォームか、はがき、FAXのいずれかに
①郵便番号 ②住所 ③氏名 ④年齢 ⑤職業 ⑥電話番号 ⑦参加人数 ⑧メールアドレス
を明記のうえ、下記宛先までお申し込みください。先着300名様に聴講券を発送いたします。
※ご応募いただいた個人情報(郵便番号・住所・氏名・電話番号・職業・メールアドレス)は、山陽新聞社が責任をもって管理し、聴講券の発送のみに利用します。
はがき
〒700-8634 岡山市北区柳町2-1-1
山陽新聞社「140周年記念シンポジウム」係
FAX
086-803-8185
Web
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お問い合わせ
山陽新聞社「140周年記念シンポジウム」事務局
TEL.086-803-8077(平日10:00~17:00)