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2024トップインタビュー




目標の貸出金3千億円突破
 —福山南支店を開設されました。
 昨年12月11日にオープンしました。福山支店開設当初より、5年で基盤を固め、貸出金200億円到達をもって福山地区2店舗目を出店する計画を持っていました。人口40万人以上の福山市は、まだ市場開拓の余地も十分にあります。開設前から部店長のローラー活動などを続け、同支店の営業エリアを開拓し、開設後は順調に推移しています。「笠岡諸島から備後福山へ、いにしえに思いをはせて笠岡と福山をつなぐ」をスローガンに、備後地区の経済発展へ「地縁・人縁・絆」を基にお役に立ちたいと考えています。
 —「第8回しんくみビジネスマッチング」について聞かせてください。
 新型コロナウイルス禍の影響で縮小していた規模を元に戻し、昨年11月8日に開催しました。過去最多の126の企業、相談機関等の公的機関が30、バイヤー20社が対面で商談を行いました。約2千人が来場し、商談数も昨年より倍増しました。全国で大規模なビジネスフェアがありますが、小規模だからこその密な商談が可能で、今後の展開に期待が持てる有効商談率も30%を超えました。今後も規模を維持し販路拡大を支援していきます。
 —創業や事業承継についてはいかがでしょうか。
 2022年4月に、創業・事業承継部を立ち上げました。人口減少、事業所の廃業も年々拡大し、地域活性化の重要な課題と認識しています。毎月開くセミナーは昨年末までの計20回で延べ800人以上の参加がありました。事業承継、創業だけでなくSDGs、脱炭素など幅広いテーマで開催し、情報提供、意見交換を行っています。今後も課題を共有し、外部機関と連携、協力して支援を続けます。
 —今後の展望はどうですか。
 物価高などで事業者を取り巻く環境は厳しさを増し、地域に寄り添った金融サービスの提供が必要不可欠です。福山南支店開設の意義は、当組合の信条「地域のために働き、地域とともに発展する」の実践に向け、お客さまに一番近い存在として密着する事にあります。「ちかくにいるから、チカラになれる」存在となり、共に歩む事が真の伴走支援と考えます。昨年12月には長年目標としていた貸出金3千億円を突破しました。第3次中長期計画の下、営業基盤をさらに盤石なものとし、お客さまの課題解決へ支援態勢を構築し、ニーズに応えたいと思います。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2024年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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