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2024トップインタビュー




社会の課題を素材で解決
 —昨年は創業50年の節目を迎えました。
 50年を機に、社長を交代しました。組織としても昨年7月に新たにソリューション事業部を立ち上げています。これまでは新機能素材「BSファイン」の直販事業をメインに、個人のお客さまの課題をいかに解決するかを掲げてきたのですが、その資源となる天然鉱石・ブラックシリカが繊維以外にも活用できることが分かってきました。優れた蓄熱・放熱性能によってフレイル(心身機能の衰え)や環境関連などの社会的課題に広く向き合えるのではないかと考え、組織を変革しました。
 —これまでのビジネスから大きな転換期となりそうですね。
 BtoC(企業対個人)の事業では、一人一人のお客さまの悩みに沿った商品開発をしてきました。BtoB(企業間取引)になると、ブラックシリカの性能がどれだけの分野で発揮できるのかのエビデンスが絶対的に必要です。昨年から大学との共同研究をスタートさせ、新たな総合研究所も開設します。企業として大きくステップアップを図りますので、社員のポテンシャルをさらに育成するため、教育の質を重視して大幅に変えています。
 —ブラックシリカの採掘権を取得したことで、企業としてどう変化しつつありますか。
 ブラックシリカという資源が持つ性能を繊維以外にどう生かして社会貢献していくのか。可能性が広がった分、それを生かす責任も大きくなったと考えています。自社だけでは限度がありますので、多くの企業とパートナーシップを結び、世の中に広めていく。それが私たちのミッションになっています。
 —BSファインというブランドをどう活(い)かしていきますか。
 今年から俳優の山口智子さんをテレビCMに起用しています。素材の確かさ、企業としての姿勢をより多くの方に知っていただくためです。ブランドを醸成することで一人でも多くの悩み・課題をお持ちの方々に届けるためと、BtoBでも相乗効果が出ることを期待しています。
 —地域にとってどんな企業であり続けたいですか。
 私たちの事業は「山の中から世界に」との思いが発端となっています。津山で起業する人を増やし、企業を育てる土壌をつくれば地域は活性化します。その先例としても津山にしっかりと軸足を置いていきたいです。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2024年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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