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2024トップインタビュー




手術支援ロボットで低侵襲治療
 —3台目の手術支援ロボットを導入されました。
 昨年4月に最新機種の「ダビンチSP」を国内で3番目に導入し、3台体制で低侵襲手術に取り組んでいます。これまでに婦人科と泌尿器科で約3千件のロボット支援下手術を行い、実施数は全国トップクラスです。同機はアームが1本だけの「シングルポート」で手術が可能なため、傷跡が目立たず患者さんの体への負担が軽減できるという利点があります。6月には体表面に傷をつくらないロボット支援下経腟(ちつ)的内視鏡手術を国内で初めて実施。11月には「ダビンチSP」の前立腺がん手術を西日本で初めて実施しました。また既存の「ダビンチXi」でも直腸がんの手術を実施しました。今年4月から肺がんのロボット支援下手術を開始する予定です。今後も患者さんの心身に寄り添った治療に努力していきます。
 —アイセンターや泌尿器科の取り組みについて伺います。
 外来、病棟、手術の機能を集約した眼科の「アイセンター」では心身に負担の少ない低侵襲治療を提供。緑内障や白内障、角膜疾患といった眼科疾患を抱える方への総合的な対応を行っています。網膜硝子体手術をはじめ手術件数も年々増加しています。泌尿器科では、昨年8月に前立腺がんの小線源治療の専門外来を開設しました。前立腺の内部にごく小さな放射性物質を入れてがん細胞を死滅させるという治療法で、岡山県内では当院を含めた2施設のみで受けられます。
 —女性のサポートに積極的です。
 婦人科低侵襲手術、骨盤臓器脱、専門外来の「ブレストセンター」でサポートする乳腺疾患など、女性特有疾患の支援を積極的に行っています。そのほか女性の悩みとして多い外反母趾(ぼし)や手掌(しゅしょう)多汗症、年間約1400件の分娩(ぶんべん)を扱う周産期医療、不妊治療などにも引き続き力を注ぎます。昨年再開した市民公開講座では、今年も外反母趾、乳がんなどの女性向け講座を開催したいと考えています。
 —健診センターで取り組む「ブレスト・アウェアネス」とは。
 「乳房を意識する生活習慣」を意味します。自分の乳房の状態を知り小さな変化に気づいてほしいとの考えで、視触診時にブレスト・アウェアネスを広めるよう取り組んでいます。年間5千人に上る当センターの乳がん検診受診者への啓発になればと思っています。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2024年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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