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2024トップインタビュー




良質な卵生産に投資を継続
 —最近の業況についてお聞かせください。
 昨年は過去最悪ペースで広がった鳥インフルエンザの影響で、生産が減って飼料価格が高騰した年となりました。ただ、それ以上に鶏卵の価格が上がったために、結果的に前期の売り上げは過去最高となり、グループ全体でも最高益で終えることができました。卵の生産量は約10%落ちていたうち、5、6%は元に戻っています。あと5%増える余地はあるのですが、市場がシュリンク(縮小)している現状もあります。家庭での消費はそれほど落ちていませんが、業務用、加工用などの分野で卵を使わないメニューに替える動きがあるためです。縮小した市場が元に戻りにくい状況が起きており、そうなると価格も下がっていきます。今期は厳しい年になると予想しており、業界でも生き残り競争になるとみています。
 —安心・安全を追求した生産体制づくりについてはいかがでしょうか。
 設備については、古いものを随時リニューアルし、それに代わって生産性を上げて最終的にコストを下げ、良質な商品を作っていくための投資を継続していきます。また、食品安全マネジメントシステムの国際規格「FSSC22000」の認証を取得しており、安全で確実な衛生管理を行っています。鶏の健康管理面では、検査センターで獣医を含む3人の専門スタッフがサルモネラ菌や大腸菌などの検査を常時行っています。安全・安心はわれわれ採卵養鶏企業にとって今や当たり前のことで、最低の条件と考えて取り組んでいます。
 —今後の展望や地域貢献についてうかがいます。
 さまざまな自治体で事業をさせていただき、お世話になっています。鳥インフルエンザが発生すればいつご迷惑をかけるかもしれないということもあり、お返しをさせていただこうと、昨年は企業版ふるさと納税制度を使って地元の笠岡や井原市をはじめ、10カ所の自治体にご協力をさせていただきました。バレーボールV1女子の岡山シーガルズの応援も続けており、今年も去年に続いて笠岡大会のメインスポンサーを務めました。会社は今年6月で設立60周年となります。節目の年ではありますが、あくまでも通過点ととらえ、これまで通り安心・安全で高品質な商品を消費者にお届けできるよう努めていきたいと思っています。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2024年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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