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2024トップインタビュー




人生100年時代を見据えた新学部
 —津山市にあった作陽高校が、倉敷市玉島地区に移転し「作陽学園高校」として開校、1年がたちました。
 認定こども園、高校、大学がひとところに集まり、学園としてこれまで以上に一体的な運営ができるようになりました。高校は地元から多くの入学希望者に恵まれ、順調な滑り出しです。従来の部活動の実績は、誇れるものがたくさんありましたが、移転を機に、勉学についても充実した環境と実績を積みあげていく決意です。進学塾と共同し、独自のカリキュラムを整えました。移転後の1期生が卒業する2年後には、生徒自身の希望はもちろん、周囲に納得してもらえる結果をお示しできると思います。
 —「心の教育」に力を入れられています。
 気候変動や環境問題、わが国の人口減など、先が見通せない不安定な時代です。だからこそ、心の教育がより求められています。人間として生まれてくることは奇跡で、「君たちは宝物」だと伝え続けなければなりません。生かされていることや家族など周りの人の支えに感謝する気持ちを育み、持ち続けるような教育をこれまで以上に推進します。
 近くなった高校と大学で高大連携を進め、短大だと5年、大学だと7年間で、演奏家、管理栄養士や教員など、プロとして専門知識を深めることはもちろん、地域のために働き、人のために尽くす、それを使命とし、社会に貢献できる人材を育成していきます。
 —2025年春、健康スポーツ教育学部(仮称)の新設を目指しています。
 新学部では、小・中・高等学校の教員やジュニアスポーツの指導者の養成、社会体育の現場で活躍する人材やスポーツインストラクターの養成など、「スポーツ教育」と「健康スポーツ」の2軸に焦点を当てた多彩なカリキュラムを整備します。
 人生100年時代において、スポーツ、運動は「教育」「健康づくり」「コミュニティ形成」など、多くの効用をもたらすことで注目されています。建学の精神に基づく人間教育のもとに、健康・スポーツ・教育に関する専門的知識や技術を身に付け、これからの時代を健やかに、生きがいを持って生き抜く職業人を養成するとともに、その成果を広く地域に還元する教育研究拠点として社会に貢献します。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2024年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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