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2024トップインタビュー




「遊びは最高の学び」を発信
 —グループのテーマパーク「おもちゃ王国」は2年後、創業30周年です。
 1996年の開園以来、ミニカーや人形、ブロックなどのおもちゃを媒体として遊びを創造するパビリオンや、家族みんなで楽しめるアトラクションを通して「発見、喜び、感動、共感」を提供してきました。30周年に向けて、原点である「遊びは最高の学び」というテーマをさらに追求し、これまで以上にさまざまな遊びの中で、そのテーマを表現できるよう取り組んでいるところです。
 —各地でイベントを開いています。
 今年1月に、北海道小樽市の複合商業施設「ウイングベイ小樽」で「しまじろうプレイパーク」を開催しました。2月からは茨城県筑西市のテーマパーク「ザ・ヒロサワ・シティ」とタイアップして、室内型の遊び場「おもちゃ王国『あそぼっ!ランド』」を2年間限定で開催中です。
 今後は、日本全国に店舗を持つ室内型テーマパークと企業連携し、各地でイベントを開催していく予定です。おもちゃ王国がない地域の子どもたちにおもちゃの楽しさを伝えるため、当社独自のノウハウやコンテンツを生かしたイベントを全国展開していく考えです。
 —デジタルツールの活用で目指していることは。
 「おもちゃ王国公式アプリ」をはじめとするSNSでは、おもちゃ王国の情報だけでなく、企業や大学、プロスポーツチームと連携した「あそびの学校」でのさまざまな社会体験や、五節句などの日本の伝統文化体験なども発信しています。子どもたちとつながり、遊びの大切さを伝えることはもちろん、子どもたちが興味を示してくれるような情報を提供し視野を広げることも、私たちの重要な役割だと思っています。
 —今後の展望をお聞かせください。
 サンヨープレジャー共同事業体として、この4月から10年間、「岡山市サウスヴィレッジ」の指定管理者に選定されました。子どもたちにとって「遊びは最高の学び」であるように、大人にとっては「体験は最高の学び」だと思っています。岡山市サウスヴィレッジでは、「食と健康」をテーマとし、農業体験をはじめとしたさまざまな体験を全世代に向けて提供していく予定です。グループ全体で連携し、岡山のにぎわいの拠点となる施設にしていきたいと考えています。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2024年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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