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2024トップインタビュー




「未来を、笑顔で、つつむ」
 —食品容器メーカーとしてニーズに合わせた製品を手がけています。
 創業当時から掲げてきた経営理念である社是「創意・挑戦・共栄」に加えて、今年新たにパーパス「未来を、笑顔で、つつむ」、ビジョン「シーピー化成グループは、サステナビリティを第一に考え、実現する企業になります」を策定しました。食品容器だけでなく、環境への配慮や持続可能性を重視した新たな事業にも挑戦したいです。明るく前向きな未来に向け、人々と笑顔をつくり、モノや人々を大切につつみ込んで社会全体を豊かにすると同時に地域との結び付きを築きたいと思います。
 —群馬県内に営業・物流・生産の機能を備えた新拠点を整備しています。
 北関東オフィスは一昨年4月に業務を開始し首都圏物流センターは同11月から稼働。首都圏工場は本年11月の稼働を目指します。当社最大規模の生産工場となり、物流センターとともに作業の自動化設備を導入。関東圏での事業強化はもちろん、消費地の近くに拠点を持つことで物流2024問題、コスト削減にも対応できると考えます。
 —独自製品を多く開発しています。
 マーケティング部はスーパーマーケットのバックヤードに数日間入って問題点や課題を見いだし、新製品の開発プロジェクトチームを中心にそれらを解決できる製品づくりを行っています。最近の主力製品である「クリアエッジ」シリーズは、強度を保つリブをなくし、透明感のある蓋(ふた)により中の食品がきれいに見えるのが特徴で、特殊な金型設計と緻密な成形技術で積み重ねにも耐えられる構造を実現しました。業界では脱プラスチックへ向けリサイクルや植物由来の原料を使った新素材の開発を進めています。当社もサステナブルな容器の製造に向けて新たにサステナ戦略チームを発足し、新素材・新機能での製品開発にこれまで以上に注力しています。
 —昨年、創業60周年を迎えました。
 従業員が働きやすい環境整備にも努め、勤めて良かったと思える会社にしていきたいです。当社は容器の素材であるシート原反製造から成形・プレス、製造機器の開発に至るまで自社で行う一貫生産体制を強みに、約8千種類のアイテムを展開しています。製品には「CP」マークがあるので、意識して見てみてください。今後もお客さま目線でより便利で使いやすく、機能性やデザイン性、環境への優しさも追求し、堅実に成長を重ねてまいります。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2024年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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