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2024トップインタビュー




未来の岡山支える人材育てる
 —建学120周年を迎えました。
 実地有用な女子の中等教育から出発した就実学園は、時代の変化に対応しながら120年の歴史をつくってきました。戦後の新制中学校と高等学校への移行、短期大学の増設、4年制大学と学部の増設、共学化の実施、こども園や小学校の設置などにより就学前教育から高等教育までを有する教育機関となっています。少子化が進行する中でも地域の支援と入学志願者の応募により入学者数を高い水準で確保しています。私立学校としての魅力ある教育活動を通じて、「去華就実」の建学の精神を受けて外見の華やかさではなく内面の豊かさを養い、人々から信頼される徳性と知性を備えて社会に貢献できる人間になるとともに、地域社会の未来を担い、日本や世界の舞台で活躍してほしいと願っています。
 —具体的な取り組みは。
 就実学園では子どもの発達段階に応じた教育活動を展開しています。昨年末には、職業資格の高学歴化、4年制大学への進学志向などを受けて、就実短期大学の募集停止をやむなく決定いたしました。一方、大学が設置している教育学部を改組して、多様なコースをもつ教育学科に拡充するとともに、人の「こころ」を取り扱う心理学部を2025年度に新設する計画です。これらを通じて現代の社会的課題の解決に寄与できる人材の養成を図ります。就実小学校ではイマージョン教育を推進していますが、先進的なICT教育を進めるために、中四国において初めてタブレット端末「iPad(アイパッド)」を使った革新的な教育実践校を証する「アップル認定校」に選定されました。就実こども園は岡山県初の私立の認定こども園として12年に開設されましたが、優れた教育環境の下で保育と幼児教育を一体的に進めています。本年の秋には就実高校の第三体育館が完成する見込みです。
 —次世代に向けてのお考えは。
 年頭の春高バレーにおいて就実高校は2年ぶり5度目の優勝を飾ることができました。コロナ感染の疑いを指摘され、欠場を余儀なくされた昨年の無念を晴らすとともに、苦しみを乗り越えて目標に向かって努力する大切さを実感できました。苦難に立ち向かう精神と力量を養うことが次世代の人づくりの目標であるならば、その一翼を担う私立学校の役割は大きいと言えます。就実学園はその期待に応えて今後とも奮励努力したいと考えます。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2024年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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