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2024トップインタビュー




新しいを生み出し続ける
 —ブランディングを意識した取り組みが進んでいるようですが。
 SUENAGA Groupを表明後の3年間は、インナー向けにスローガンである「チャレンジ&チェンジ」の理念を浸透させることや風通しの良いグループ風土を醸成することに注力しました。この期間を通じ、固定概念にとらわれず、新しいことにどんどんチャレンジしようという積極性が芽生えてきたように感じます。会社と自らの成長に向け活発な動きが自然と見られるようになり、次のステージに向けてグループのイメージを正しく外部に発信させることが必要と考え、果敢に挑戦している姿勢がリンクした鈴鹿央士さんをイメージキャラクターに採用させていただきました。多くの方にSUENAGA Groupをポジティブなイメージで認知していただき、家族や友達に自慢できるようなグループを目指したいと考えています。
 —グループ企業が増えました。経営の多角化に積極的ですね。
 このたび、新たなご縁をいただき、広島県に本社がある株式会社高宮運送の株式を譲り受けました。グループでは、岡山土地倉庫、岡山通運に続き、3社目の物流事業会社になります。現在グループの物流部門では、温度管理品の取り扱いを強化しており、高宮運送の保冷配送スキームとの親和性が高く、相乗効果が期待できると判断いたしました。食の「安心・安全」への意識の高まりや、地球温暖化による気温上昇などを背景に、コールドチェーンに対するニーズは拡大傾向が続いており、今回の高宮運送の加入は重要な成長戦略の一環と位置づけております。
 —今後の事業展開は。
 グループ会社間をまたいだ人財交流を進めてきましたが、これまで以上に全社の業務を効率化し、より強固な管理体制を構築していく必要があると考えています。現在、グループの持続的な成長に向け、TOCH HOLDINGSに各社の管理機能を集約し組織全体の再編成を進めています。私たちが目指す管理部門は会社を支える役割だけではなく、働く環境を変え続け、グループをより良い方向に導ける存在です。今後、事業環境や顧客ニーズが多様化する中、われわれも新たな事業にチャレンジしていきたいと思います。将来の事業戦略にも柔軟に対応できる攻めのバックオフィスを構築し、新しいことに積極的に挑戦できる経営基盤の強化を推進したいと考えています。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2024年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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