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2024トップインタビュー




最適なカーライフを提案
 —昨年度を振り返ってみて、いかがですか。
 コロナ禍が一段落し、工場の稼働縮小による部品供給不足もようやく回復基調になりましたが、他方、人気車種の受注停止や納車時期の長期化など、引き続き、お客さまに大変なご迷惑をおかけしています。また、中古車販売大手業者の保険金不正問題などが明るみになりました。私どもはこうした問題を自動車業界全体の戒めと捉え、これまで以上に誠実なサービスと信頼をお届けできるようにしなければと考えています。
 —本年度の展望をお聞かせください。
 今なお不透明と言わざるを得ません。昨年1年間の販売台数は、前年比約132%でした。一見、順調なように思えますが、納車の長期化は解消されていません。魅力的な新型車が次々と投入されたにもかかわらずお客さまのご要望にお応えできず、申し訳ない思いでいっぱいです。少しでもご期待に沿えるよう態勢を整えて臨みます。
 また、エンジニア不足に苦労しています。キッズエンジニアのイベント開催など、幼児期から整備士に興味をお持ちいただける取り組みも進め、中長期的で多角的な施策が必要でしょう。
 —EV(電気自動車)の動向はどうでしょうか。
 海外のEVシフトは想定を大きく上回りましたが、動きは鈍化しつつあるというのが現状です。トヨタは燃料電池車も含めた「全方位戦略」を打ち出しています。今後もハイブリッド車市場は堅調に成長することが予測されますが、私どもは「お客さま第一」で、最適なカーライフを提案する基本姿勢を貫いてまいります。
 —地域貢献への取り組みをお教えください。
 創業以来、地域スポーツへの支援を中心に社会貢献に取り組んでまいりました。サッカーJ2のファジアーノ岡山、女子バレーボールの岡山シーガルズ、卓球の岡山リベッツといったプロスポーツのほか、宮本武蔵顕彰剣道大会、岡山県男子ソフトボールリーグ、岡山市長杯婦人バレーボール大会、おかやまマラソンなど、アマチュアスポーツを長く支援しています。また、57年ぶりに岡山県で開催される第74回全国植樹祭の開催理念に賛同し協賛しました。ますます地域を元気にするよう積極的に活動していく所存です。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2024年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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