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2024トップインタビュー




意志を継承する人物の育成
 —事業とは—。
 事業とは、「意志」を継承し、世界を善くするために存在し続けるモノであり、世界を善くするためには、自分と世界の問題に目を向ける必要があります。「自分と世界の間にある問題」と世の中の理を知ることで、解決できるのです。われわれは食品、住宅、教育、文化など多岐にわたる事業を人の在るべき姿を本質から見つめ、経営しています。今後は、世界を善くする人たちとのネットワークを一層拡大し、当グループの事業展開やシナジーを生み出していきます。将来経営を担う社員や、そして子どもたちに対して、われわれは世界を善くする存在であることを示し、この「意志」を継承してまいります。
 —スタートアップ企業へ投資しました。
 当グループは、世界の問題を解決することで新たな価値を生み出し、人の生活をより善くするという「意志」を掲げています。そのためには一人一人が理想を掲げ、共通の目的を見つけ、「約束」を果たすことで理想を実現し、世界の問題を解決することが重要です。昨年、ベンチャーキャピタル「Third Sphere(サードスフィア)」が組成した気候変動対策特化型ファンドへ出資しました。サードスフィアは温室効果ガスの排出量削減だけでなく、エネルギーの変換率を35%から70%に高めるという目標を掲げています。グローバルクライメイトチェンジこそが、人が人の力で未来の可能性を切りひらくための根本的な問題解決として取り組むべき価値ある「意志」であり、世界の発展につながると判断しました。われわれはスタートアップとの協業や技術活用により、世界の問題解決に貢献してまいります。
 —2024年度の新しい取り組みとは。
 世界の問題を解決するという理想はたった一人の想(おも)いから始まります。その『理想を掲げ、意志を以ってやり遂げる』リーダーが世界の問題を解決します。当グループは24年度の新卒採用から、経営者育成コースを新設しました。経営者育成コースでは、特別な教育・研修制度を設け、物事の考え方や、理想の持ち方、過去の偉人たちから理想の実践方法を学び、「自分と世界の間にある問題」を解決するリーダーとして、「意志」を継承し、実践する人物を育成することで、世界の発展に貢献していきます。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2024年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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