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2024トップインタビュー




人と地域に愛される企業に
 —昨年5月に社長就任され、もうすぐ1年です。改めて抱負を。
 「信頼」というヘリテージを次世代へ受け継ぎ、さらなる「感動」を創り出せる価値ある企業へと進化させたい。今までと同様、それ以上のCS(お客さま満足度)向上を目指します。また、社員の幸せなしにお客さまへ幸せは提供できない。職場環境、待遇を改善し、お客さま、社員の両輪で進んでいきたい。弊社独自の指標「CP(Customer Pleasure)」(お客さまの喜び)を合言葉に、お客さま、地域に愛され、多くの人に幸せをもたらせる存在でありたいです。
 —現況を聞かせてください。
 不確実で複雑に変化する現代社会。自動車業界も変革期を迎えています。車の納期がかなりかかっている状況で、受注できる車種の制限もあり、販売店としては収益が見えにくいです。新車の受注および販売は厳しい状況ですが、それ以外のサービスで、しっかりと収益の下支えをしていきたい。主たる業務の新車の販売に加え、安心安全なメンテナンス・整備、中古車の販売や、周辺商品の割賦、保険、携帯電話、JAFなどバリューチェーンの商品も合わせてご提案し、収益基盤を築いていきます。
 —社員教育、研修にも熱心で、CS向上につなげています。
 本部「教育支援室」で年間を通じ営業、整備、フロアなど職層ごとに1年次から3年次、4年次以上、プレイングマネジャーなど年次に応じた内容を準備し、社員研修を実施しています。この3年間はコロナ禍でメーカー研修がほとんど無かったのですが、本年度は一人一人の社員の成長のために、職種ごとの研修に積極的に参加していこうと思っています。
 —業務の効率化にも力を注がれています。
 まずは各部署のトップが自分の部署の改善点を見つけ、気付くこと。ここから始まります。月に1度のミーティングで挙がった各部署からの改善点に対して、すぐ解決できること、中長期的なものを仕分けして、手をつけられるところから順次取り組んでいます。それが、ひいてはお客さまにより良いサービスを提供することにつながります。収益も上げ、社員に還元することができる。お客さまに愛され、社員も幸せになり、地域の皆さまにも貢献できる、いわゆる「好循環経営」を目指しています。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2024年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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