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2024トップインタビュー




心込めた接遇で「地域一番店」
 —新車販売動向を教えてください。
 受注可能車種が限られている中で、お客さまが、欲しい車を欲しい時に手に入れられないのが今の状況。ご迷惑をおかけして心苦しいです。トヨタグループ会社の認証不正問題もあり、重ねてお客さまにご迷惑をおかけしている状況です。丁寧にお客さまに説明をしながら関係を継続しています。
 —人材育成に注力されています。
 一人一人の能力を伸ばすことが会社の力になります。社内研修で外部の講師も活用し内容も充実させて、力を高めていきたい。今、特に大事にしているのが1on1ミーティング。上司と部下が時間を取って日ごろの思い、将来のことなどを話し合う場を設けています。本音を出して改善、解決策を考える場にしています。
 —健康経営にも力を入れています。
 今年も健康経営優良法人に認定され、法人会全国青年の集い山形大会で「健康経営大賞最優秀賞」もいただきました。従業員が長く元気に働くことが会社にとって非常にプラスですが、お客さまにも健康を意識してもらうイベントに取り組んでおり、好評です。全店の健康コーナーに備えている体組成計で、お客さまに体脂肪率や筋肉量を測っていただいています。
 —CS(お客さま満足度)向上も大切にされていますね。
 快適な設備と心を込めた接遇での「地域一番店」が目標。明るく広いショールームに来て楽しんでいただき、「ネッツ山陽に来て良かった」「ここで買って良かった」と思っていただけるよう努めています。各店舗独自にお客さまへのサービスイベントも実施。例えば、タイヤ交換、ハイブリッド車のバッテリー知識の説明や、高速道路での三角表示板の取り扱い、LED非常信号灯の紹介など、さまざまな情報を提供しています。また、優秀な他の会社の販売店と交流し、先進事例を学び、CS向上につなげています。
 —今後の方針を教えてください。
 お客さまの欲しい車の情報収集に加えて、当社から情報提供する提案型の営業を追求していきたいです。例えば、残価設定型の割賦でお車を購入する方法です。3年、5年後の車の価値を示し、今はこのプランで車を購入、その時になったらまた新しい車に乗り換える—などの選択をご紹介。車自体の説明はもちろん、周辺の商品の説明など、バリューチェーンのサービスのご提案をしていこうと考えています。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2024年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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