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2024トップインタビュー




多様な保育のニーズに応える
 —保育園や保育事業の現状についてお聞きします。
 少子化、出生率の低下が止まらない中、岡山市では待機児童が昨年1人まで減少しました。岡山県中心に20の保育施設を運営する「株式会社マイスタイル」も、微力ながら貢献できたのではないかと思っています。少子化の影響もあり、保育園の数は将来的に充足すると思われますが、今一番課題なのは、小学校就学後の子どもたちの居場所です。共働き世帯はますます増えており、今度は保育園を卒業した子どもたちを受け入れる放課後児童クラブ、いわゆる「学童」の必要性がより高まることが予想されています。
 —4月から岡山市内で放課後児童クラブの運営をスタートしました。
 そうした背景から、昨年「株式会社マイスタイル」は、倉敷市から株式会社として初めて委託を受け、放課後児童クラブの運営をしております。その経験を生かし、岡山市内でも「ポストメイト保育園・イオンモール岡山」で、保育園と学童保育併設型施設の運営を始めました。学童保育の定期利用コースを新設し、一人一人のニーズに合わせた利用スタイルをお選びいただけます。4月から本格的に学童の受け入れを行います。
 —今期から新たに保育園の承継相談もスタートされました。
 待機児童問題が叫ばれ、企業主導型保育園や認可保育園がたくさん開設されました。しかし人手の確保や後継者不足、経営上の問題で廃業や廃園を検討されている事業者も増えているのが現状です。「株式会社アイムファイン」では、これまで企業主導型保育園の運営や開園コンサルティングを行ってまいりました。そのノウハウを生かし、保育園の運営や承継のご相談をお受けしています。企業主導型に限らず、社会福祉法人の運営する認可保育所や小規模保育園の相談もお受けし、お任せいただける存在になれればと考えています。
 —創業以来「さまざまな保育サービス」に取り組んでおられます。
 「株式会社マイスタイル」はベビーシッター業で創業しました。21年にホールディングス化したことで、いま一度創業の原点に立ち返り、お客さまの視点で多様な保育のニーズにお応えできるよう、改めてべビーシッターやハウスキーパーにも力を入れていきます。お客さまに安心をご提供できるよう、さらに総合力を高めていきます。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2024年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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