プレミアム倶楽部

2024トップインタビュー




新本社完成機に「強い会社」へ
 —今年、新本社が完成します。
 大地震が発生してもお客さまへのサービスが継続できるよう耐震性を重視しました。同規模の建物と比べてエネルギー使用量を50%以上削減する「ZEB(ゼブ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル) Ready(レディ)」の認証取得計画もあり、SDGs(持続可能な開発目標)やBCP(事業継続計画)も考慮した未来志向のビジネスビルです。カフェのあるリフレッシュルームや大規模なウェブ会議用の部屋、くつろげるバルコニーも用意。社員が働きやすく、かつ取引業者らが集まりやすい、温かな交流の場になってほしいです。
 —「技術商社」が看板です。
 当社は自動車関連や電子部品、半導体関連、鉄鋼、化学薬品など多彩な分野のお客さまと取引し、最先端のシステムを提供する中で、“今”の課題がどんなものかを見極めています。その中で製造現場の高度化に必要なIoTやDⅩを駆使した次世代型の「スマート工場」についての知見を蓄積し、得られたノウハウを生かして中小企業のお客さまに対し、将来性のある提案をするように心がけています。
 —技術者に「楽しい仕事」を勧めています。
 当社は営業職約90人、技術職約50人の体制。技術者もお客さまのもとへ出向いて仕事を受けてきます。その際は「当社でなくてはできない」「自分が満足できる」仕事を選ぶように言っています。やり遂げることでお客さまに「ライトさんはすごい!」と思っていただける、また自分がレベルアップできる仕事に取り組んでほしいですね。
 —コロナ禍の収束を受け、社内行事を復活させます。
 昨秋も大山登山やリレーマラソンに参加。今年は5年ぶりとなる海外旅行でハワイへ行ったり、恒例だった野球大会を再開させたりする予定です。社員が互いに親睦を深め、やる気を出す機会と考えています。また中四国と九州の6カ所で開いていた、メーカー約80社による展示会も復活させます。一人でも多くのお客さまに最新技術・機器に触れていただきたいですね。
 —今後の展望は。
 今秋に社長を後継者に譲る予定です。若い活力でより強い会社を目指し、発展的に仕事をしてほしい。一方で「お客さまの頼れるパートナー」というビジョンを変わらず大切にする、「やりがいと働きがい」を持って働ける場であり続けることを願います。




クリックで企業、教育機関のウェブサイトを開きます
企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2024年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

>>山陽新聞プレミアム倶楽部トップへ