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社名を一新、意識高揚
 —4月1日に社名を「関西プラスチック工業」から「ArTechX(アーテックス).ing(アイエヌジー)」に変更されました。
 新社名は社員全員に公募し決めました。「アートとテクノロジーでトランスフォーメーションを起こし続ける」という意味を込めています。お客さまにとっての製品の便利さや使い心地の良さを「感性」と捉え、「当社の技術で、感性に響くワンランク上の商品をお届けし続けたい」というメッセージを社名とともに発信してまいりたい。
 —新たに明文化したミッション・ビジョン・バリューとは。
 昨年社内教育の一環として社員が個々に作成したミッションを集約し、新たな会社のミッションステートメントとして明文化しました。ミッションは「笑顔で未来を語ろう!地球の未来は私たちが創る! 半導体技術による驚きと希望があふれる世界を描くため、すべての従業員が積み上げた能力を発揮し挑戦する組織であり続けます」。ビジョンは「最先端の技術を真ん中に 社員の笑顔を真ん中に 主体的な挑戦を真ん中に お客様の驚きを真ん中に 子供たちの夢を真ん中に」。バリューは「原動力は社員の夢、目的は顧客の満足、願いは社会への貢献」ほか5項目を大切な価値観として定めました。社内外に浸透を図り発信していくことで社員・組織の一体感を高めます。
 —新社屋は地域の拠点としての機能を持っています。
 昨年7月に完成した新事務所棟は、エネルギー使用量を50%以上削減する「ZEB Ready」(省エネ建築物)の認証を受けました。8月に倉敷市と協定を結び、災害時の緊急避難場所として利用いただけるよう備蓄品や緊急時の電源を備えたほか、LEDビジョンを設置して地域の情報を提供しています。市民に役立ち、地域貢献につながればと思っています。
 —新たな事業展開については。
 当社では、半導体製造に欠かせない超純水装置、薬液・スラリー供給装置などの設計・製作・施工を一貫して手がけています。半導体業界の活況に伴い、より幅広い顧客ニーズに応えられるよう技術力を高めてまいりました。今は、ウエハーの洗浄機製造に着手する準備を進めています。当社にとって「技術と人」はかけがえのない財産です。新たな事業展開により、これまで支えてくれた社員の満足度をさらに向上させ、彼らが安心して快適に働ける環境整備に努めるつもりです。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2024年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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