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2024トップインタビュー




社業拡大に伴い新社屋へ移転
 —貴社の現況をお聞かせください。
 当社が出資するパンの製造販売・メルシーは前年比160%と成長しています。今年2月に東京池袋へ出店。10坪ながら毎日完売し、2月売り上げは1100万円、3月売り上げも1200万円を達成。また、先月M&Aをしたお茶の生産販売の茶下山も2月と3月、前年比300%と好調です。コンサルタントでは、両備ホールディングスが手がける食のイベント「THE MARKET」をプロデュースし2万人の動員を集め大成功しました。今後も事業会社への投資、M&A、コンサルタント事業を行っていきます。
 —岡山県知事公舎跡地に新社屋を設置して本社を移転されました。
 会社の事業拡大、新会社の設立に伴うもので、イシカワホールディングス、メルシー、ウエストライングループ、茶下山の本社を移し、4月1日から業務を開始。新たに、「ビジュアルマーケティング室」を新設し、ブランディングやプロダクトデザインを強化。各事業会社の戦略、運営、管理機能をバックアップしていきます。
 —メルシー、山陽新聞社、チームラボが協業し、今年1月から始めたパンの宅配サービスが好調ですね。
 夜焼いたパンが早朝に届く日本初のパンのサブスクを立ち上げました。製造はメルシー、システム開発はチームラボ、配達は山陽新聞販売が担い、各社の強みを活(い)かしたプロジェクトチームがつくれました。初月から非常に大きな反響があり、2024年1年間の会員目標を250人としていましたが約2カ月で200会員を突破。申し込み者数は600人を超えました。現在、配達エリアが岡山市内の約30%ですが販売所(配達会社)の協力を得ながら、岡山市内の50%まで配達できるようにしたいと考えています。24年は上方修正し500会員を目標としており、30年までには朝食のインフラになれるよう、4千会員を目指していきます。
 —今後の展望について。
 メルシーにおいては、30年までに、売上70億円、店舗数100店舗、パンのサブスク7千会員(岡山4千/広島2千/名古屋千)までに成長させ、新規上場(IPO)を目指します。イシカワホールディングスグループとしては30年までに、既存の事業会社4社に加え、新会社の設立を4社、M&Aを2社まで増やし、グループ会社10社で売上100億円に達成させ、次のステージを目指していきます。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2024年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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