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2024トップインタビュー




25年2月に新校舎竣工
 —本年度、新校舎が完成します。
 2025年2月に竣工する新校舎は、地上5階建てで中央に吹き抜けを持つ円を基調とした構造です。1階中央のラウンジは、ステージや客席を置くことでホールとしての利用が可能に。3階には中庭を設け、明るく開放感あふれるつくりになっています。学生がやりたいことを見つけることができる、希望にあふれたキャンパスを目指し計画しました。さらに校舎はカーボン・ニュートラルへの取り組みが行われています。ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の考えを取り入れ、建物で消費する年間のエネルギーを、省エネや創エネで可能な限り少なくします。環境に配慮しながらもとても快適に学べる空間となります。
 —スポーツにも力を入れています。
 卓球部が第74回中国学生卓球選手権秋季大会で男子団体戦優勝、女子団体戦準優勝、個人種目においても上位進出し、第89回全日本大学総合選手権(個人の部)に12人の出場を果たしました。柔道部は全日本学生柔道大会に出場し全国ベスト16に進出しました。そのうち関東圏以外の大学は本学を含め2校だけで、本学の底力を見せた大会となりました。陸上競技部では、日本学生陸上競技個人選手権大会の女子砲丸投げに出場し、5位入賞を果たしました。いずれも学生にとって今後の自信につながったと思います。
 —地域連携活動も盛んです。
 本学では岡山県内10市町村と包括協定を締結し、地域に寄り添った活動を行っています。玉野市の番田地区では「番田芋」というおいしいお芋を育てており、それを使った新商品の開発を、学生グループが卸売業者、地元老舗菓子メーカー等の支援をいただきながら行いました。芋の植え付けや収穫作業などもお手伝いし、心を込めて考えた新商品は、今年2月、JR西日本グループの「地域を届ける。第3回せとうちおみやげグランプリ」で、最優秀となるグランプリを獲得しました。
 真庭市北房地区では、学習拠点「里山里海交流館しんぴお」からの依頼を受け、ホタルの保護活動等に関するプロモーションビデオをインバウンド向けに、教員が英語、中国語、韓国語に翻訳し、留学生がナレーションを吹き込むという初めての事業も行いました。
 いずれも社会科学系総合大学としての特長を生かしたものとなっており、こうした取り組みをこれからも続けていきたいと考えています。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2024年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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