プレミアム倶楽部

2024トップインタビュー




新社屋完成し社内に活気
 —昨夏、新社屋が完成しました。
 旧社屋の老朽化と業務効率化推進のため、岡山市北区久米に新社屋を建設し、昨年8月から業務を始めました。新社屋は「女性に優しい」「環境に優しい」「効率性と人間関係性両立」「教育環境の充実」「IT環境の充実」の五つをコンセプトにしています。これまで分散していた総務、営業、直販部をワンフロアに集約してフリーアドレス制を採用。部署間の交流と情報共有をしやすい環境にしました。また大会議室や研修室を備え、全26店の代表が集まる営業会議を週2回実施するようにしました。新社屋となり8カ月がたちますが、大きく変化したのはスーパーや自動販売機へ納品を行う直販部。宅配営業と同じフロアになったことで一体感が生まれ、社員のモチベーションが向上しました。対面での会議が増えたことで各店間の情報交換が活発化。会社全体に活気が生まれていると感じます。今後は会議室の一般利用を検討するなど地域の皆さまに愛される社屋にしていきたいと思っています。
 —ヤクルト1000の人気は変わりませんね。
 「睡眠の質向上」に効果があると好評で、ここ数年品薄状態が続き、お客さまにはご迷惑をおかけしていました。それでも約6万件のお客さまにご愛顧いただいていることに改めて感謝申し上げます。今年2月に生産体制が整い、より多くのお客さまにご愛飲いただけるようになりました。
 —チャリティー活動は50周年を迎えました。
 西大寺のヤクルトレディらの活動を発端に、1974年に社の事業となって半世紀がたちました。今年もチャリティーセールの収益金の一部で購入した車いす100台を、岡山県社会福祉協議会に寄託し、累計で2708台となりました。また昨年はヤクルトレディ誕生60周年、来年は当社の創立70周年を迎えます。節目が続き、すべてが生まれ変わる時期と感じているため、今年はさまざまな課題に意欲的に取り組んでいこうと考えています。
 —今年の展望を。
 IT化を急ぎ、宅配のキャッシュレス決済を進めます。その他社員の評価制度改革、インボイス制度の対応、何よりコロナ禍や商品不足が続いたことで低下が懸念される営業力向上のため、社員の教育研修に注力します。社員の能力を強化し、今年も地域の皆さまの健康づくりに寄与してまいります。




クリックで企業、教育機関のウェブサイトを開きます
企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2024年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

>>山陽新聞プレミアム倶楽部トップへ